特集
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特集 なぜ“あの議会”は政策が進むのか 鍵を握る議会事務局との関係性
今までにないほど政治に関心が集まる昨今、地方議会には、これまで以上に「政策を実現する力」が求められています。住民の声を的確にくみ取り、課題を政策として形にし、実行へとつなげていく―その期待は、議員一人ひとりに、そして議会という組織全体に向けられています。 一方で、同じ地方自治体であっても、政策が着実に前に進む議会と、議論は尽くされているはずなのに成果につながりにくい議会が存在し、その違いは、議員の熱意や能力の差だけで説明できるものではありません。 本特集企画では、その分かれ目となる要素の一つとして、議会事務局と地方議員の関係性に注目します。議会事務局は単なる裏方ではなく、制度と手続きを通じて政策形成を支える重要な存在です。 「なぜ議会事務局との関係性が政策実現に直結するのか」「政策が進む議会では、どのような関わり方が行われているのか」といった点について、実務の視点と具体例を交えながら、議会という組織の力を高めるためのヒントを提示します。
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特集 生活保護問題を考える
近年の物価高騰などの影響を受け、生活保護の申請・受給者数は5年連続で増加しています。一方で、一部自治体では申請段階で受給をためらわせるような対応が続いているとの指摘や、制度面・運用面の課題、自治体間の格差が複雑に存在しています。 こうした生活保護を取り巻く複雑な制度や実態を整理するとともに、運用改善に向けたポイントや取組み事例をご紹介することで、地域の貧困問題に取り組む地方議員の皆様の活動に役立つ情報を提供します。
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特集 官民共創における地方議員の役割
近年、地域社会における課題が多様化・複雑化しており、地方自治体が単独で課題解決することが難しくなっています。そのため、民間を活用する選択肢が増えてきていると思われます。また、「官民共創」という言葉があるように、これまでの単なる官と民の協力・協働といった枠を超えて、新たな仕組みやサービスを作り出すことも想定されています。さまざまな民間の活用方法・あり方がある中で、地方議員はどういった役割を担うことができるのでしょうか。実際に連携に至った経緯や課題の事例を紹介します。
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特集 創生する議会基本条例 ―これからの議会のかたち
議会基本条例は、2006年に全国で初めて栗山町議会で制定されたことを皮切りに、2025年3月末で1,030の議会基本条例が制定されました。しかし、その多くが同じような内容であり、独自性のないものとなっている状況です。本特集企画では、議会基本条例の動向や現状の課題を整理しつつ、事例として太子町議会が制定した議会基本条例の制定経緯や特徴等を紹介することで、読者である地方議員の皆様がこれからの議会基本条例を考える機会にしたいと考えます。
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特集 今こそ見直す予算審議ー地方議員に求められる視点とは―
議会では、税金の使い途を審議すること、自治体にとっての政策が実現できる内容であるのか、市民に説明できる内容であるのか、といったことを審議する大切な役割があります。つまり、予算を審議する地方議員は、非常に重要な役割を担っているといえます。そのため、本特集企画では、現状の予算審議の問題点を洗い出し、そしてあらためて自治体予算について学び、審議する際のポイントは何かを解説することで、自治体財政について理解を深める一助にしたいと考えます。

連載
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地方議員の仕事がはかどるAI活用法
すでに私たちの生活の中に入り込んでいるAI。この「便利な道具」を議員活動に取り入れることで、作業時間が短縮されたり、効率化できたり、と議員の日常である多忙な業務の数々をサポートしてくれます。そんな道具の活用法を一緒に学んでいきましょう。
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元職員が語る!議員と自治体職員の「対話」講座
自治体職員として今まで体験してきた地方議会議員の皆さんとの関係性にまつわる話題を軸に、「議員と職員の良好な関係を築くために必要なこと」について、話題提供していきます。
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議員活動、こんなときどうする?誰も教えてくれない“新人議員心得帳”
元・地方議会議員が、議会活動における、「誰も教えてくれない」不文律を解説していきます。連載初回は、会派に所属すべきか、1人会派でいるべきかのメリット・デメリットについてです。他にも、、著者の豊富な経験から、定数、一般質問、報酬、首長選挙などについて解説していく予定です。
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自治体議員の発言に期待される含意と政策
従来よりも分権化やグローバル化(国際化)等が進んだ今日の都市型社会において、自治体議会とその構成員である自治体議員には、これまでよりも大きな権限と責任を持つことになっています。この大きな権限を行使し責任を果たすためには、自治体議会(議員)は、日ごろ漠然と思っていたこと、ルーチンで行っていたことを再考し、見直しすることが求められます。本連載では、政策過程における「自治体議員の発言に期待される含意と政策」を模索するとともに、実践例を紹介することを試みたいと思います。議員の皆さん・議員になろうとする皆さんをはじめ、広く市民・自治体行政関係者の皆さんにとっても参考となれば幸いです。
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議員のための自治体行政学
自治体議員は、自治体行政を民主的に統制するための代表である。それゆえ、議会・議員のこと(=自分のこと)だけでなく、行政のこと(=相手のこと)も知るべきである。このような観点から、「議員のための自治体行政学」を始めようと思う。 もっとも、自治体行政を知るべきは、自治体議員だけではない。まずもって、自治体の主人公である住民・民衆こそが知るべきであろう。また、自治体行政を担う首長も、行政職員も、自分のこととして知っておくべきであろう。その意味で、本連載は、必ずしも自治体議員だけを読者とするものではない。広く自治体行政に関心のある関係者に、読んでいただければと思う。

