公務員は変幻自在のカメレオン
春の定期異動が終わり、新年度業務が始まりました。
どの職場も新たな陣容を整え、メンバーは変われどもこれまでの業務の品質を落とさずに継続的に遂行できる、この公務員組織の器用さにはいつも驚かされますよね。
まさに変幻自在のカメレオン。
これは異動を常とする公務員の特質といっていいと思います。
私もかつては基礎自治体に勤務する一般事務職でしたが、だいたい3~4年周期で人事異動がありました。
基礎自治体では教育、福祉、保健衛生、清掃等の住民サービスから道路、公園、上下水道、公営住宅や公共施設等の施設整備・維持管理、あるいは自治体全体の運営をつかさどる総務、財政、議会等の官房部門まで、多岐にわたる業務を精緻な組織分業で担っています。
一般事務職は、教員や消防吏員などの専門職と異なり、自治体業務のどの分野についても担うことができることが想定されており、実際に行われる人事異動では、適材適所の名のもとに経験したことのない部門に配置され、まるで転職のように新たな部署での所管業務を一から勉強し直すというのが当たり前になっています。
その大変さや弊害についてはまたいずれ別の機会に述べますが、私たち自治体職員はほぼ間違いなく、自治体の担う幅広い業務分野をまたぐ異動をものともせず、個人差はありますが異動から数か月もたてばその職場に順応し、職場で従うべき法令、前例、慣習等に基づき、業務を執行できるようになります。
この変幻自在な七変化ができるということは、実は公務員はその特性として、一定の与条件に基づき、どのようにでも自分を客観視できるということなのではないでしょうか。
私はその特質にもっと目を向けていいのではないかと思うのです。
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