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2023.09.25 政策研究

ひろしまネウボラについて

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2 現状と課題

(1)現状
 ひろしまネウボラの実施による継続的な効果を測るため、厚生労働省「乳幼児健康診査問診回答状況」のいくつかの指標について、平成29・30年度から取組を実施している6市町(以下「モデル6市町」という)と全国及び広島県全体との比較をしている。
 「子供に対して育てにくさを感じている親の割合」(3歳児)は、モデル6市町は全国を下回っており横ばいで推移している。また、「この地域で今後も子育てをしていきたい親の割合」(3歳児)は、モデル6市町も増加傾向にあり全国平均を上回っている。
 一方、「育てにくさを感じたときに相談先を知っている親の割合」(3歳児)は、モデル6市町も増加しているが、いまだ全国を下回っている。
 県全体の傾向としては、育てにくさを感じている親の割合が全国を下回っているものの、それでも約28%の親が育てにくさを感じていることから、引き続き面談機会を7回以上確保してポピュレーションアプローチを行い、早期の支援を行う必要があると考えている。また、約25%の親は育てにくさを感じた際に相談先を知らないことから、子育て家庭が孤立しないよう、ひろしまネウボラの場所や機能を認知してもらうだけでなく、ネウボラ拠点において相談対応などを行う相談員のサービスを向上させ県民から評価・信頼してもらえる、さらには利用した人が友人などに推奨したくなるような場所になっていく必要があると考えている。
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図2 子供に対して育てにくさを感じている親の割合(3歳児)

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図3 この地域で今後も子育てをしていきたい親の割合(3歳児)

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図4 育てにくさを感じたときに相談先を知っている親の割合(3歳児)

この記事の著者

広島県健康福祉局子供未来応援課

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