3 ブランディング、戦略的PRの必要性
(1)理念
令和3年度には、「ひろしまネウボラ」が県民に届けたい価値を明確化し、各市町が同じ旗印のもとで地域の実情に応じた取組を進めていくことができるよう、「ひろしまネウボラ」の理念の再整理を行い、実施市町と共有を図った。
(2)ネウボラのブランド価値、ロゴマーク
令和4年度には、理念に続いて、ひろしまネウボラのブランド価値を改めて整理し、市町の職員との調整を行い、機能的価値だけでなく、情緒的価値や自己表現価値を整理するとともに、ひろしまネウボラの価値を表すロゴマークを作成した。
ロゴマークには、ひろしまネウボラを利用した人が、ふんわりやさしさに包まれてホッとする、あたたかみを感じる、地域とのつながりを感じる、といった体験をしていただきたいという思いが込められている。
(3)戦略的PRモデル事業
令和5年度からは、ひろしまネウボラ実施市町の中から3市町をモデル市町として選定し、ブランディング及び戦略的PRを行う取組を開始した。
ブランディングについては、県民に対するアウターブランディングだけでなく、ネウボラ相談員の理念に対する理解を深め、それを実現するためのサービスの向上などのインナーブランディングが重要と考えている。また、ひろしまネウボラのブランド価値と市町ごとの具体的な場所や機能を分かりやすくまとめ、動画、リーフレット、ホームページなどの形にし、SNSなどを通じて発信し、県民からの理解や共感を獲得していきたいと考えている。