2 子育て日本一を目指して
(1)待機児童数の減少
市では、人口減少社会に対応するために、平成27年から「日本一子育てしやすいまちづくり」を重点施策としています。その結果、保育施設の待機児童数は平成25年が79人、26年が14人、27年が4人、28年が7人と推移し、東京都23区26市の中でも上位に位置しています。
表1 東京都23区26市の待機児童数(平成28年4月1日現在)
(2)出生数の増加
平成19年の合計特殊出生率は、全国1.34、東京都1.05に対して、当市は1.47でした。これが、平成27年には、全国1.45、東京都1.24に対し、当市は1.67と大きく数字を伸ばしています。過去10年間、東京都26市の中では、平成19年が1.47で1位、平成24年も1.54で1位でした。また、平成27年の1.67は、東京都23区26市で1位となっています。
(3)充実する子育て支援
日経BPが運営する情報サイト「日経DUAL」が「共働き子育てしやすい街総合ランキング」を毎年発表しています。このランキングは日本経済新聞社と共同で全国の主要都市162自治体(平成27年度は100自治体)を対象に実施した「自治体の子育て支援制度に関する調査」に基づくものです。
このランキングで当市は、平成27年が5位、平成28年が4位と順位を伸ばしています。これは、当市の着実な子育て支援への取組みの成果であると考えています。