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2026.02.25 政策研究

第31回 自治体議会における「リーダー」と「フォロワー」

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トリガーとしての「インセンティブ」を提示する

 リーダーもフォロワーも、あるいはリーダーになろうとする人もフォロワーになろうとする人も、行動するときにはトリガー(引き金)としてのインセンティブ(誘因)が重要となります。なぜなら、一つの行動は周囲の人に影響を与えることから、行動するときには周囲の議員の反応を予測することが求められるからです。そのため、行動するときには大なり小なりの誘因を考慮することが必要となります。
 議員には、表2に示すような「誘因」があります。
2

出典:筆者作成
表2 自治体議員の誘因

AIと〈議会の「リーダー」「フォロワー」〉

 リーダーもフォロワーも具体的なケースで、どのようにリーダーシップやフォロワーシップを発揮したらよいのか。そのことを熟考するに当たっては、AIを使用することが有意義です。このことは、小規模議会から大規模議会まで当てはまります。特に、小規模議会をはじめ財政状況が厳しい議会においては、AIを利用することによりコスト削減やスキル不足を低減することができます。例えば、AIを利用することによりリーダーもフォロワーも、相手の対応内容を予測することができ、その上でどう対応すればいいのかを考えることができます。実際には、そのようなことを繰り返し行うことで、相手の立場を十分に考慮した話し合い、コミュニケーションを図ることができます。
 AIの活用は、自分の所属する議会の議員間討議や、議員と議会(事務)局職員との話し合い、行政と議会の話し合い、市民と議会の話し合いをはじめ、他の議会や国等との話し合いにおけるリーダーやフォロワーにも当てはまります。もちろん、議員同士や市民さらに専門家も含めた研究会におけるリーダーやフォロワーにも当てはまります。
 ただし、AIは利用しても、AIが出した結果・結論を判断し活用するのは、あくまでも人間であるリーダーやフォロワーです。そのためには、AIに対する問い・課題設定が大切です。問い・課題設定が不十分では、AIから出される結果・結論は適切なものとはなりません。また、人の欲求を満たす業務をAIで代替してしまうとモチベーションがなくなる(減少する)ことが考えられるため、その対応策(=新しい人の欲求を満たす業務提供等)が重要です。
 なお、議会は行政のAI利用を促進することが必要です。さらに、中小企業のAI利用を促進することも求められます。そのため、予算編成権を持つ首長に要望したり、話し合いをすることが重要です。

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