法政大学法学部教授 土山希美枝
筆者の怠慢で、前編から長く空けてしまうこととなった。読者と編集部、関係各位に深くおわび申し上げたい。
前編では、通告書をとりまとめる段階で、議員全員が参加して質問予定議員の通告書案を素材に意見交換し、一般質問を「磨き上げ」る北海道別海町議会の「一般質問検討会議」について、その経緯や手法をご紹介した。後編では、この「一般質問検討会議」(以下「検討会議」と略記)を別海町議会の各議員がどのようにとらえているかについて、各議員のアンケートやコメントからとらえてみたい。
本アンケートは、2022年3月から4月にかけて、別海町議員を対象に行った。GoogleFormへの直接の回答、あるいは設問を印刷した紙に記入した回答の形で回収した。定数16人のうち、15人の回答を得た(回答率93.8%)。
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