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特集 地域を結びなおす公共交通

2022.10.11 政策研究

アフターコロナに向けた地域交通の「リ・デザイン」 ~官と民、交通事業者間、他分野との共創によるくらしのための交通の実現へ~

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(3)まとめ
 地域交通を今の形のまま単純に延命するだけでは、全国各地で明るい未来を展望することは困難であり、我が国として推進している技術や投資も取り込んで地域交通をより良くしていくという視点が重要である。具体的には、自動運転やMaaSなどデジタル技術を実装する「交通DX」、車両の電動化や再エネ地産地消などの「交通GX」、①官民の間、②交通事業者の相互間、③他分野との間の「三つの共創」により、利便性・持続可能性・生産性が向上する形に地域交通を「リ・デザイン」し、地域のモビリティを確保するというコンセプトの下でさらに議論を深化させていくことが求められる。
 また、地域交通のリ・デザインに当たっては、まちづくり政策との融合及び予算事業等による一体的支援が必要であり、これらを通じ、コンパクト・プラス・ネットワークの取組をさらに進化させていくことが重要である。


 

3 おわりに

 本提言で示されたコンセプトは、「デジタル田園都市国家構想」及びこれを具体化する「地域生活圏の構築」の実現と、社会課題の解決を経済成長のエンジンとする「新しい資本主義」の実現に資するものである。国土交通省として、本提言の内容をしっかりと受け止め、引き続き詳細な制度設計を検討していく。
 

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