(3)その他の検討項目
第2次議会の活性化では、前述の視点①「議員のなり手不足」だけを協議してきたわけではありません。②~⑤の視点をさらに細分化し、24の検討項目を掲げ、1項目ずつシート化して「現状・課題・改善策・処理結果」について、議会運営委員会と議員協議会で議員間討議を行い、議論を重ねてきました。
例えば、以下3つのサイクルによる議会運営を行うこととして実践してきました。
1つ目の「政策形成マネジメントサイクル」は、第1次・第2次議会の活性化を総括したものです。これまで個別に取り組んできた事業・施策を「政策形成マネジメントサイクル」として理論に基づき線で結び、体系化を行いました(図2)。
2つ目の「議会監視機能活性化サイクル」は、町の総合計画に対して議会の監視のサイクルを回すものです。審議会資料、会議録、執行状況を確認し、予算・決算・一般質問・所管事務調査などの議会機能を活用し、年間を通じた監視・政策提言をしていきます(図3)。
そして、3つ目の「議会活動年間計画サイクル」は、任期4年間の議会活動を視野に入れながら、単年の議会活動を計画的・有効的に進めるものです。各委員会で年間計画を立て、PDCAサイクルによる議会運営を行っています(図4)。
その他の新しい主な取組内容としては、以下の表のようなことも実施しています。