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2024.05.13 政策研究

縮充のまちづくりの実現に向けて~兵庫県佐用町〜

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合同会社Roof共同代表/播磨町まちづくりアドバイザー/佐用町縮充戦略アドバイザー 佐伯亮太

1 縮小するまちのチャレンジ

 本稿では、兵庫県佐用町で始まった縮充のまちづくりについて取り上げます。取組みは始まったばかりですが、今回はそのプロセスを紹介します。佐用町は兵庫県の西端で岡山県との県境にあるまちです。町の面積は307.44平方キロメートルあり、その大半は山林です。最近では日本で初めて山林の町有林化を推進していることでも注目されています。
 現在の佐用町になったのは、2005年10月。当時の佐用郡佐用町、上月町、南光町、三日月町の4町が合併して現在の町域となりました。2024年3月現在の人口は1万4,938人です。町の発行する「佐用町地域創生 人口ビジョン・総合戦略」によると1947年以降、人口は減少し続けています。地域づくりの核としては、旧小学校区単位に地域自治組織が13設置されています。また、現在も旧町ごとに出先機関として支所が置かれ、住民サービスの機能を担っています。

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佐伯亮太(合同会社Roof共同代表/播磨町まちづくりアドバイザー/佐用町縮充戦略アドバイザー)

この記事の著者

佐伯亮太(合同会社Roof共同代表/播磨町まちづくりアドバイザー/佐用町縮充戦略アドバイザー)

1988年生まれ。兵庫県豊岡市日高町出身。兵庫県加古郡播磨町在住。 豊岡市、明石市、山口県宇部市、横浜市など様々な土地で暮らす。横浜では商店街のブランディングプロジェクトに関わり、まちに関わる楽しさを知る。 2013年横浜からJターンし、兵庫県で一番小さな町、播磨町の築44年の農住団地に住み、団地オーナーと協働で1棟まるごとリノベに取り組み、入居率を改善した。2016年まちづくりシンクタンク合同会社Roofを設立し、まちに関わるさまざまな仕事をすすめる。 2020年以降は、行政内部での政策立案や協働のまちづくり推進が主な取り組みとなっており、特に地域づくり、地域福祉を中心に活動している。

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