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2022.08.25 議員活動

第2回 議会改革の進め方

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前大分市議会議員 三浦由紀

 前回から始まった全国若手市議会議員の会OB会のリレー投稿。第1回は豊田市議会議員の岡田耕一OB会会長が寄稿したが、第2回は前会長の私、前大分市議会議員の三浦由紀(よしのり)が務めさせていただく。

 “議会改革”。この言葉が頻繁に使われるようになったのは、いつの頃からだろう? 少なくとも私が初当選した平成5年頃は“行政改革”という言葉は使われていたが、“議会改革”は使われていなかった。
 行政は変えなければならないが、議会は変える必要がないという雰囲気が主流を占めていたようだ。
 これが変わったのが、平成11年に地方分権一括法が公布されてからだ。多くの権限が国から地方へ移管され、地方のことは地方が自ら決めなければならないようになり、おのずと議会も変わらざるをえなくなってきたのである。
 このときに先陣を切ったのが、北海道栗山町議会である。平成18年に全国の地方議会で最初に議会基本条例を制定し、これにより“議会改革”の大きな波が一気にでき上がり、栗山町議会に続けと多くの地方議会が議会基本条例の制定を目指し、“議会改革”という言葉が全国に広がっていったのである。

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三浦由紀(前大分市議会議員)

この記事の著者

三浦由紀(前大分市議会議員)

1962年大分市生まれ。大分県立大分舞鶴高校卒、群馬大学工学部卒、衆議院議員秘書を経て93年の大分市議会議員に最年少30歳で初当選、以来2021年まで7期28年間大分市議を務める。2007年から09年までは議長として議会改革を行い、大分市議会を改革度ランキングトップクラスに導く。趣味のトライアスロンでは04年に世界大会決勝レース(アイアンマンハワイ)への出場経験もある。2019年から21年までは全国若手市議会議員の会OB会会長。

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