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2022.07.11 政策研究

第7回 政策(減災)と安心・不安

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元・大和大学政治経済学部教授 田中富雄

政策と安心・不安

 本稿では、政策(減災)と安心・不安について考える。政策の安心と不安は、社会とそこに生きる人々にどのような影響をもたらすのであろうか。
 自治体政府(議会・行政)への安心は、市民・団体・法人活動や自治体政府(議会・行政)活動の効率を高め、自治体政府(議会・行政)への不安は、市民・団体・法人活動や自治体政府(議会・行政)活動の効率を低めることになる。安心と効率は相反関係にある(図1参照)。
 では、市民の安心を高め、不安を取り除くには、議会はどのような政策を講ずることが求められているのだろうか。ここでは、災害(減災)を例として考える。
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出典:筆者作成
図1 安心と効率の相関関係イメージ


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田中富雄(元・大和大学政治経済学部教授)

この記事の著者

田中富雄(元・大和大学政治経済学部教授)

1955年生まれ。三郷市(埼玉県)出身。三郷市職員を経て、2017年4月から大和大学政治経済学部准教授、2019年4月から同教授。2020年3月病気のため大和大学を退職。龍谷大学大学院政策学研究科博士後期課程修了。博士(政策学)。専門・研究分野は、基礎自治体の統制/基礎自治体の経営。特に、自治体政府(議会・首長)、自治基本条例、総合計画、公共政策、まちづくりに関心がある。主な論文は、「議会における「議論の可能性」-三郷市自治基本条例を事例として」(村田和代編『これからの話し合いを考えよう (シリーズ 話し合い学をつくる 3)』、ひつじ書房、2020年)、「自治体計画に対する議会の制御」(廣瀬克哉編『自治体議会改革の固有性と普遍性』、法政大学出版局、2018年)、「自治基本条例の成立と展開」(龍谷大学博士学位申請論文、2014年)。

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