那覇市議会議員 前泊美紀
はじめまして! 那覇市議会です
沖縄県の県都那覇市は、人口約32万人、面積は約40平方キロメートルで、市議会の定数は現在40である。議場はガラス張りの円形で、「開かれた議会」を体現している。議会改革では、議会基本条例を2012年に制定し、早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度調査2019では11位と、ここ10年で躍進した。
私は、日本生産性本部が主催する「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」に2017年から参加している。政策サイクルについては、イメージしやすく、先進自治体議会の例もいくつかあり、那覇市議会でも2020年2月に「那覇市議会の政策サイクルの取組状況」をまとめるなど、いまだ課題はあるものの、歩みを進めている。一方、評価については、誰が(評価の主体)、何を(対象)、どのように(基準、スケール)評価するか、あり方が多様であり、もとより客観性や公平性、透明性の確保など、適切な評価設定と実践が比して難しいように思う。
本稿では、議会評価のあり方について、那覇市議会の経験を踏まえ、私見を述べたい。
つづきは、ログイン後に
『議員NAVI』は会員制サービスです。おためし記事の続きはログインしてご覧ください。記事やサイト内のすべてのサービスを利用するためには、会員登録(有料)が必要となります。くわしいご案内は、下記の"『議員NAVI』サービスの詳細を見る"をご覧ください。