日本生産性本部・地方議会改革プロジェクト
1 伝わりにくい議会改革の成果
「議会改革の結果が、住民福祉の向上につながっているのかが分からない」
「議会改革の形だけをつくろうとしているように思う。議員や議会は住民の方を向いているだろうか」
これは、試行的に地方議会評価モデルに取り組んだ地方議員の方々が「気づき」として書きつづった言葉だ。
2000年代以降の地方分権の進展、地方創生の機運の盛り上がりもあり、各地で議会改革が進められてきた。議会基本条例の制定、住民との対話の場づくり、議員間討議の充実、情報公開など改革の試行錯誤は続いている。
しかし、「議会のやっていることが住民に伝わらない」、「議会改革は住民のためになっているのだろうか」という苦悩はそこかしこで聞かれる。
一方で、住民の側からも「議会が何をしているか分からない」という声が上がる。
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