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2020.02.25 議員活動

第5回  議論する議員提案条例③ ─議会での議論を深めるための首長提案条例の一部修正─

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関東学院大学法学部地域創生学科教授 津軽石昭彦

1 議会の議論が深まらないのはなぜか

  議会は、しばしば「言論の府」と称される。広辞苑によると、「言論」とは「言語や文章によって思想を発表して論ずること」、「府」とは「事物や人の多く集まる所。みやこ。転じて、物事の中心」を意味するとされる。つまり、議会とは「地域の多様な意見や考え方の人々が多く集まり、活発に議論が行われる中心となる場」ということと解される。 
 しかし、今なお地方議員の中には、任期中一度も一般質問に立たない議員が多数いるといわれている。つまり、自ら「言論の府」に身を置きながら、議論することに背を向けている議員が数多くいるということである。
 なぜ、議論することをしない地方議員が多くいるのか。これには、「意識の問題」と「スキルの問題」の二つの要因があると筆者は考える。 

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津軽石昭彦(関東学院大学法学部地域創生学科教授)

この記事の著者

津軽石昭彦(関東学院大学法学部地域創生学科教授)

岩手県生まれ。1982年岩手県入庁、法務、行政改革、環境、議会等の担当を経て2018年3月退職、同年4月から現職。2009年より岩手県立大学非常勤講師(政策法務論)。この間、各種政策や条例などの企画立案、市町村の議員提案条例の支援等に携わる。2011年度自治体学会賞論文奨励賞受賞。著書に「青森・岩手県境産業廃棄物不法投棄事件」(共著、第一法規)、「議員提案条例をつくろう」(単著、第一法規)など。

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