議会技術研究会の活動内容
当研究会の活動内容は、分析研究、理論研究及びその発表、学習会、講演会、シンポジウム・交流会等の開催、情報交流、相談業務です。
設立後1年の間に、3回のシンポジウム・フォーラムを開催しています。キックオフとなる第1弾は、「議会活性化シンポジウム―地方議会が『討論のヒロバ』となるためには」(平成28年11月5日/北海道大学)を開催しました。議会改革の本丸である政策議会を築くために「議員間討議のスタイルの確立」が必須であるという考えを追求しました。
「議会活性化シンポジウム―地方議会が『討論のヒロバ』となるためには」(平成28年11月5日/北海道大学)パネルディスカッション
第2弾は、「議会技術研究会サマーセミナー/一般質問の技術向上研修」(平成29年8月11〜12日/札幌市)の開催です。セミナーでは土山希美枝氏(龍谷大学教授)をはじめ6氏が研究発表をしました。当研究会からは「議会の政策活動における多様な場と方法」(渡邉三省氏)、「一般質問等追跡システム、議会と三者間との討議のあり方」(筆者)、「議会の政策活動と政策情報の作成・公開」(神原勝氏)を発表しました。
「議会技術研究会サマーセミナー/一般質問の技術向上研修」(平成29年8月11~12日/札幌市)土山希美枝龍谷大学教授を招いて
第3弾は、「議会技術研究フォーラム2017/議会改革の第2ステージとは何か」(平成29年10月21日/札幌市)を北海道地方自治研究所、議会事務局職員メーリングリスト(g-mix)と共催により開催しました。神原勝氏、木須美樹氏(長崎県長与町職員・g-mix管理者)、鵜川和彦氏(栗山町議会議長)らとのパネルディスカッションや清水克士氏(滋賀県大津市議会局次長)の基調報告、ワークショップなどを行いました。
「議会技術研究フォーラム2017/議会改革の第2ステージとは何か」(平成29年10月21日/札幌市)神原勝北海道大学名誉教授の講演
「議会技術研究フォーラム2017/議会改革の第2ステージとは何か」(平成29年10月21日/札幌市)ワークショップ
実はこのようなフォーラム、シンポジウムへの参加者の中には、自らの議会を活性化したいという強い志を持ちながら議会内で反映されずに、もがき続けている議員が多く存在します。こうしたことへも対応しようと、平成29年11月18日に登別市カルルス温泉で1泊2日の会員合宿も行っています。さらにフェイスブックを開設(75人登録)し、会員同士の情報交流を活発に行っています。