大正大学地域創生学部公共政策学科教授 江藤俊昭
議会改革の検証の必要性と検証の領域
議会改革は、急激に進展している。それをさらに充実・豊富化するには、検証・評価が必要なことはいうまでもない。検証なくして改革はない。
議会改革(議会・議員)評価には、「議会基本条例に即した議会運営」と「住民の福祉の向上(議会からの政策サイクル)」という二つの領域を想定している。議会からの政策サイクルの作動の条件としての議会運営(議会基本条例)と、その議会運営の作動の結果としての住民福祉の向上(議会からの政策サイクル)を問う。
議会運営(議会基本条例)と議会からの政策サイクルの相互関係を視野に入れた検証が必要である。前者を踏まえた後者の作動全体を視野に入れた検証であり、後者の作動によって前者の豊富化・改正が行われるという検証も必要である。
これらの二つの領域の評価は、並列ではなく住民福祉の向上が第一義的である。それを進めるための議会運営という視点である。これらによって住民自治を進める視点と活動を常に念頭に置く必要がある。
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