元・大和大学政治経済学部教授 田中富雄
はじめに
本稿では、これまでの34回の連載から、自治体議員の皆さんが日頃から特に意識すべき内容を、「民主主義」「選挙」「社会運動/市民運動」「政治」「政党/会派」「地方自治/分権」「自治体/自治体政府」「自治体議会/自治体議員/立候補者/立候補予定者」「市民」「話し合い/コミュニケーション/信頼」「一般質問」「コミュニティ/文化」「マニフェスト」「自治体再構築/自治再構築」「評価」「制御/調整/連携」「シビル・ミニマム」「専門性/専門家」という18項目に分け、改めて考えてみました。今回、内容を精査するとともに、若干の変更を加えています。追加した内容もあります。なお、なるべく簡潔なものになるよう努めました。
18項目の内容
18項目の内容を、以下の表1~18に示しました。
- 民主主義には、基盤としての土壌づくり(堆肥づくり)が重要です。
- 投票の前に、みんなで情報を共有し、じっくりと公開の場で議論することが重要です。
- 議論を丁寧にすることによって、投票結果が変わります。
- 熟議民主主義は、討議の中で、多様な意見から公正な意思決定を行うための手続を重視し、そうした手続を経て得られた結論に正統性があります(手続的正統性)。
- 議会には、熟議するための規範(議会基本条例・会議規則等)の作成/見直しとその実践が政策課題として求められます。
- 信用は、民主主義を維持/成立させるための重要な資源です。
- 社会運動/市民運動は、「民主主義の資本」といえる重要なものです。
出典:筆者作成
表1 民主主義に関する内容
つづきは、ログイン後に
『議員NAVI』は会員制サービスです。おためし記事の続きはログインしてご覧ください。記事やサイト内のすべてのサービスを利用するためには、会員登録(有料)が必要となります。くわしいご案内は、下記の"『議員NAVI』サービスの詳細を見る"をご覧ください。
