大正大学地域創生学部公共政策学科教授 江藤俊昭
今回の目的:実践によって浮上したポイント
本特集では、議選監査委員と議会との協働を実現する上での視点を確認するとともに、その制度と運用を模索している。
第1回(2025年2月10日掲載)において、今なぜ議選監査委員が争点となっているかを踏まえて、議選監査委員と議会との連携による議会力・監査力のアップ(相乗効果)の意義を確認している。第2・3回(2月25日・3月10日掲載)は、議選監査委員の役割を再考するとともに、その相乗効果を模索している自治体の動向について紹介している。第4・5回(3月25日・4月10日掲載)では鼎談(ていだん)を挿入して論点を明確にしている。
今回は、これらの整理であり確認事項として11のポイント(+1)を提示したい。その上で、議会力・監査力アップのための課題を探り、それらの充実のための今後の方向を考えていきたい。
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