そこで、「せっかく選挙に出るのであれば、小さな子どもを子育て中でも、仕事を続けながらでも、無理なくできる新しいやり方で当選できる道を切り開きたい! そういう先例をつくることができれば、後に続く人たちにとって希望の光になるはず!」と考え、自分の活動の柱として「3ない原則」を打ち立てました。
【3ない原則】
① 仕事と育児を犠牲にしない
・弁護士とIT企業役員の仕事を今までどおり続けながら挑戦する。
・子どもたちがまだ寝ている早朝の時間帯や、保育園に預けている日中の仕事の休憩時間を利用して挑戦する。
② 他人のお金に頼らない
・活動資金は自分の貯金のうち「この挑戦のためなら、たとえ無駄になっても構わない」と思える金額を上限とし、後援者などからの献金には頼らない。
③ 既存のやり方にとらわれない
・ウェブサイト・SNS・チラシのポスティングによる情報発信を基本とし、街頭演説や選挙カーでのPRは行わない。
・後援会は組織しない。
選挙が近づくにつれて、周囲からいろいろなことを言われることもありましたが、この3ない原則を最初に自分に課したことによって、最後まで芯がブレずに活動できたように思います。
また、私の活動の大きな特色の一つとして、つくば市をより良い街にしていくための自分の活動に「つくばチェンジチャレンジ」という名前を付け、自分の氏名ではなくその活動名をPRしていったことも挙げられます。
出馬を決意した後、すぐにつくばチェンジチャレンジのロゴを作成し、ウェブサイトやチラシなどには、そのロゴを目立つように載せました(反対に、公職選挙法の規制を踏まえ、自分の顔写真や氏名はかなり小さめに載せました)。
つくばチェンジチャレンジのロゴ