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2022.04.25 ICT活用・DX

鳥取市議会~手話や字幕中継の試行~

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鳥取市議会事務局 植田光一

 鳥取市議会では、令和4年2月定例会において、①ケーブルテレビ議会中継への手話通訳表示、②インターネット議会中継への字幕付与、③傍聴席での字幕表示の試行を行った。
 試行に当たっては、聴覚障がい者の主なコミュニケーション手段が「手話」と「文字」に分かれていること、ケーブルテレビ放映とインターネット配信、議場傍聴では、視聴可能な時間や準備すべき受信環境に差があることから、三つの取組みを同時に試行することで、情報伝達に偏りがないようにした。
 今後、聴覚障がい者や手話通訳者へのアンケートやヒアリングによる検証を行い、本格実施に向けて改善を進めることとしている。

鳥取市議会の概況

 本市議会では、新型コロナウイルス感染症への対応、地方創生の推進、地元企業の事業再編に伴う雇用問題、新可燃物処理場整備、公共施設の経営方針策定などの諸課題に対し、市民生活、福祉の向上を目指し、議案や請願・陳情の審議、関係行政庁・国会への意見書提出、市政一般に対する質問などを積極的に行ってきた。平成30年4月には中核市に移行し、令和元年10月には本庁舎の新築移転を行った。
 議会活動の活性化については、平成23年6月に議会広報委員会を、平成25年3月に議会改革検討委員会を設置し、開かれた議会活動と議会改革に積極的に取り組んできた。
 さらに、議会活動の透明性を確保し、市民に信頼され、公正で開かれた市政の推進を図ることを目的に、平成26年度から議会報告会・意見交換会を開催するとともに、平成29年度には議会基本条例を定めた。

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