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2022.01.14 広報広聴

市民アンケートを活かした牧之原市議会の広聴の取組み ~行政の市民意識調査を活用した効率的な手法で市民の声を聴く~

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牧之原市議会議長 植田博已

牧之原市の概要

 牧之原市は、平成17年10月に旧相良町と旧榛原町の2町が合併し誕生しました。静岡県の中部地区に位置し、面積111.69平方キロメートルの市域に人口4万3,936人(令和3年12月末現在)が暮らしています。市内には、県内有数の海水浴場である静波海岸とさがらサンビーチがあり、夏には多くの海水浴客でにぎわいます。昨年7月には、2020東京五輪サーフィン競技USAサーフィンチームが事前合宿を行い、コロナ禍の限られた状況の中ではありましたが、市民との交流を深めました。
 牧之原市議会は、議員定数16人で、総務建設、文教厚生の二つの常任委員会、議会運営委員会のほか、議会広報特別委員会及び議会改革特別委員会を設置し、適正かつ円滑な議会運営及び市民に開かれた議会の実現に向けて取り組んでいるところです。

取組みのきっかけ

 本市議会では、市民の声を反映し、「市民に開かれた議会」、「市民参加を推進する議会」を実現するため、平成21年9月に議会基本条例を制定しました。しかし、条例の理念を実現し、議会改革を推進するためには、市民が議会に対してどのように感じているのかを知る必要がありますが、平成21年から実施している議会報告会だけではなく、市議会に対する市民の意識を調査する必要があるのではないか、との声が議会内でも高まっていました。
 そこで、本市議会では当初、市が市民1,300人を対象として、市の取組みに対する市民の意識を把握し、市政への反映及び総合計画の推進を目的として平成21年から実施していた市民意識調査に、議会に関する設問を加えてもらうことを検討していました。
 しかし、設問数が多いため(約80問)これ以上の設問を増やすことが難しいこと、わずか1~2問程度の質問では市民の誤解を招くおそれのあること等が懸念されたことから、市の調査書に同封する形で、平成23年から市議会としてのアンケートを個別に実施することとしました。

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