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2022.01.28 議会改革

住民の声を聴く──コミュニケーションツールとしての「議会だより」の歩み

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元山口県田布施町議会議員 高川喜彦

議会だより発行の経緯

 山口県田布施町議会が「議会だより」を発行するようになったのは、昭和59(1984)年7月20日でした。
 その年の夏の初め、町の婦人会の役員の方が当時の議長に面会するため来庁され、私は議長室へご案内しました。
 後日、議員全員協議会が開かれ、議長から「婦人会から『議会の様子や会議で決まったことを知らせてほしい。自分たちも選挙で選んだ議員さんの活動が分かれば理解や協力もできる。郡内でも町の議会のことを知る「新聞」があるそうだから』との強い要望があったので、何とか実行したい」との話があり、反対などなく、大筋「了解」で議会だよりを発行する方向に決まりました。そして、議会だよりを発行されている町の視察や研修を重ね、議員間でも協議や細部の打ち合わせ、編集委員の決定など、これからの準備が活発に行われました。
 郡内のある町に研修で訪問した際、長年議員を経験されている名士の議長さんが、貴重な話をしてくださった後で、休憩中に私たちの顔をのぞき込んで「実際、話では簡単に聞こえると思いますが、始めたらやめられんよ。あんたらできるかね」と確かめられました。私は一瞬身構えたことを覚えています。

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高川喜彦(元山口県田布施町議会議員)

この記事の著者

高川喜彦(元山口県田布施町議会議員)

1940年生まれ。中央大学法学部卒業。高等学校教諭を経て、1983年6月に山口県田布施町議会議員に就任。1992年より10年間山口県町村議会広報研究協議会会長を務める。2017年2月議員を退任。2018年地方自治功労双光章授章。

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