3 本会議と委員会での審議
埼玉県議会では、議員提案政策条例を提出する際には、まず議会運営委員会において、会派として条例案を提出する予定であることを他会派の皆様へ報告しています。その後、本会議において条例案を提出し、提案説明ということになります。
今回は、提案代表者としてPT事務局長である立石泰広議員から提案説明をさせていただきました。本会議での質疑・答弁の後、条例案が所管の常任委員会である福祉保健医療委員会へと付託されました。
常任委員会には、提案代表者である立石泰広議員と、児童虐待小委員会から杉島理一郎議員、高齢者虐待小委員会から荒木裕介議員、そして障害者虐待小委員会から須賀敬史議員の4人が説明者として出席しました。
委員会では、各委員からの20項目以上の質疑に対して説明者から答弁させていただくなど活発かつ慎重な審議がされ、その結果、全会一致で可決されました。
そして、平成29年6月定例会の最終日である同年7月7日に、委員長報告を経て、本会議において全会一致で可決・成立しました。
次項において、成立した「埼玉県虐待禁止条例」の内容について説明します。