はじめに
本特集は、2017年の地方自治法の改正もあり、自治体の監査委員が行う監査、審査、検査その他の行為(以下「監査等」という)において、今、議会選出監査委員(以下「議選監査委員」という)がどのような動きをし、役割を担っていくと、自治体の監査等がより機能していくかについて改めて見つめ直して論ずるとともに、様々な議選監査委員の実践についても紹介し共有を図ることで、全国の自治体の監査等を高めていくことを目的に発信されていると承知している。
あきる野市(以下「本市」という)における監査等は、「組織に潜むリスクを取り除くこと」を監査委員の基本姿勢にしていて、この3年ほどの間に、一つまた一つと新たな取組や視点をプラスし、機能を高めてきたところであり、まだまだ進化の過程にあると考えている。とはいえ、この進化の過程の取組について紹介することが、全国の自治体の監査等に関わっている方、特に議選監査委員として携わっている方の役に立つのであればと、今回の寄稿を引き受けたところである。
つづきは、ログイン後に
『議員NAVI』は会員制サービスです。おためし記事の続きはログインしてご覧ください。記事やサイト内のすべてのサービスを利用するためには、会員登録(有料)が必要となります。くわしいご案内は、下記の"『議員NAVI』サービスの詳細を見る"をご覧ください。