地方自治と議会の今をつかむ、明日につながる

議員NAVI:議員のためのウェブマガジン

『議員NAVI』とは?

検索

2021.01.29 議員活動

第3回 コロナ禍における広報・広聴活動のDXと展望

LINEで送る

社会情報大学院大学 五井俊哉

1 本稿の内容について

 前回は、「広聴活動の現状分析と新たな政策構築の手法と提案」について岩手県北上市の事例を取り上げ、テキストマイニングを用いたコミュニケーション分析の手法を紹介することで、広聴活動への貢献を目指しました。
 本稿はコロナ禍における広報・広聴活動のニューノーマルと展望について言及します。コロナ禍における情報ソースとの行動を分析することで、読者が所属する団体の広報・広聴活動に貢献すると考えます。

2 急速に進む情報のDX(デジタルトランスフォーメーション)(1)

 昨今、豪雨や台風など自然災害は毎年のように起こっています。加えて2020年初頭からは新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」といいます)が世界的に猛威を振るっています。このような社会的混乱時には、いつも以上に様々な情報が憶測で流れ、拡大する可能性があるといわれています。
 事例として記憶に新しいのが、今年2月頃から広まった「トイレットペーパーの不足」です。事の発端は、SNS内で広まっていた情報を、テレビのワイドショー等がそれを打ち消す形で「トイレットペーパー不足は誤り」と報道したことです。この報道により、かえって消費者心理に火をつけてしまい、一時的な需要過多に陥り、住民生活に大混乱を引き起こしたことは記憶に新しいと思います。

バナー画像:涸沢のテント (© Yashiro_Hino クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際))を改変して使用

つづきは、ログイン後に

『議員NAVI』は会員制サービスです。おためし記事の続きはログインしてご覧ください。記事やサイト内のすべてのサービスを利用するためには、会員登録(有料)が必要となります。くわしいご案内は、下記の"『議員NAVI』サービスの詳細を見る"をご覧ください。

この記事の著者

五井俊哉(社会情報大学院大学)

社会情報大学院大学第4期生在学中。大学卒業後、総合商社を経てメーカーの営業、マーケティング部門を経て、現在はオムニチャネル部門のパートナーを担当。社会情報大学院大学では、ブランドコミュニケーション、SDGs、自治体経営について研究中。

Copyright © DAI-ICHI HOKI co.ltd. All Rights Reserved.

印刷する

今日は何の日?

2024年 423

慶応義塾創立記念日(明治元年)

式辞あいさつに役立つ 出来事カレンダーはログイン後

議員NAVIお申込み

コンデス案内ページ

Q&Aでわかる 公職選挙法との付き合い方 好評発売中!

〔第3次改訂版〕地方選挙実践マニュアル 好評発売中!

自治体議員活動総覧

全国地方自治体リンク47

ページTOPへ戻る