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2021.01.15 議員活動

第4回 課題抽出と議会

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元・大和大学政治経済学部教授 田中富雄

1 多忙な議員と求められるメリハリのついた議員活動

 今回は、自治体政府の政策過程(課題抽出、選択肢作成、決定、実施、評価)における「課題抽出」と議会について考えてみよう。課題抽出は、政策過程の最初に位置付けられるものである。ところで、議員は課題抽出だけをしているわけではない。会期になれば議案審議がある。会期外にも予算・決算特別委員会や当該自治体に固有の特別委員会も開かれる。議会改革のための会議(特別委員会や全員協議会など)を開いている議会も多い。議会だよりの発行や議会報告会・意見交換会の準備・開催・まとめ等の活動が増えている。一般質問の答弁に対する追跡調査をすることもある。積極的に視察研修や講義型研修・ワークショップ型研修に取り組んでいる議会・議員も少なくない。

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田中富雄(元・大和大学政治経済学部教授)

この記事の著者

田中富雄(元・大和大学政治経済学部教授)

1955年生まれ。三郷市(埼玉県)出身。三郷市職員を経て、2017年4月から大和大学政治経済学部准教授、2019年4月から同教授。2020年3月病気のため大和大学を退職。龍谷大学大学院政策学研究科博士後期課程修了。博士(政策学)。専門・研究分野は、基礎自治体の統制/基礎自治体の経営。特に、自治体政府(議会・首長)、自治基本条例、総合計画、公共政策、まちづくりに関心がある。主な論文は、「自治体計画に対する議会の制御」(廣瀬克哉編『自治体議会改革の固有性と普遍性』、法政大学出版局、2018年)、「自治基本条例の成立と展開」(龍谷大学博士学位申請論文、2014年)。

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