マニフェストや経営の観点で地方から政治を変える取り組みを行っている早稲田大学マニフェスト研究所は6月8日、2015年度「議会改革度調査」ランキングのうち、政令市、東京都内23区、中核市のランキングを公開しました。調査結果から、東京23区が全国的にみて、23区の議会改革は遅れている現状にあることや、政令市は順位が昨年と変わらず固定化が見られ、浜松市議会は3年連続最下位など政令市のなかでも格差がひろがっている現状が明らかになりました。
▽ランキングは以下のURLからご覧ください
都道府県内:http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_ken10.pdf
市:http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_shi.pdf
町:http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_machi.pdf
村:http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_mura.pdf
政令市: http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_seirei.pdf
23区 : http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_tokyo23.pdf
中核市: http://www.maniken.jp/gikai/2015rank_chuukaku.pdf
▼各ランキングTOP5
□政令市(20市)
1位 堺市議会
2位 京都市会
3位 神戸市会
4位 新潟市議会
5位 相模原市議会
□東京23区
1位 千代田区議会
2位 板橋区議会
3位 豊島区議会
4位 杉並区議会
5位 墨田区議会
□中核市(47市)
1位 滋賀県大津市議会
2位 大分市議会
3位 広島県呉市議会
4位 沖縄県那覇市議会
5位 奈良市議会
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□早稲田大学マニフェスト研究所の見解
■23区 千代田区議会がトップ
一方、300位以内は2議会のみ。千代田区議会が総合226位となり、23区内で1位となった。ただ、23区のうち総合300位以内に入ったのは、千代田区議会と板橋区議会のみで、2議会ともに昨年より順位を落としている。全国的にみて、23区の議会改革は遅れている現状にある。
■政令市 堺市議会がトップ 相模原市議会が飛躍
1位 堺市議会、2位 京都市議会、3位 神戸市会、4位 新潟市議会のランキングは昨年と変わらず。昨年11位だった相模原市議会は、ICTなどを活用した情報共有の取組みなどで、5位に飛躍した。浜松市議会は3年連続最下位となり、政令市のなかでも格差がひろがっている。
■中核市 大津市議会がトップ 大分市議会が続く
中核市議会だけのランキングは今回が初めて。トップは大津市議会で、市民意見交換会などを継続して実施する大分市議会が続く。300位以内に入ったのは、16位の豊川市議会までの約3割にとどまっている。
※「議会改革度調査2015の全体的な傾向」「上位3議会の特徴について」などについては以下のプレスリリースを参照ください。
■プレスリリース
http://www.maniken.jp/pdf/160608PR_gikaikaikaku2015_shiku.pdf
■お問合せ先
早稲田大学マニフェスト研究所 事務局
TEL:03-6214-1315 E-MAIL:mani@maniken.jp
■早稲田大学マニフェスト研究所ホームページ
http://www.maniken.jp/gikai/