3 今後の課題や運用上の留意点など
近年の投票率の低下傾向、政治への無関心化、SNS等での誹謗(ひぼう)中傷・デマ・真偽不明情報の拡散、再生数を稼ぐための過激な投稿、選挙運動の2馬力行為など、選挙の公明・適正が脅かされ、国民の選挙への信頼を損ない、民主主義と地方自治の土台の崩壊につながりかねない深刻な課題が山積しています。
鳥取県では、国に抜本的な対応策を講ずるよう求めていくとともに、条例の趣旨にのっとり、民主主義及び地方自治の発展のため、引き続き市町村や関係機関と連携しながら、公明かつ適正な選挙の確保、法の適切な解釈・運用、主権者教育の推進及び投票環境の向上に取り組んでいきます。
(1) 「ちいわか」とは、地域とつながり、地域に愛着を持ち、地域のことを我がことと捉えて、積極的に投票その他政治参加する若者になってほしいという願いを込めてつくられた造語。
〇鳥取県健全な民主主義のための公明かつ適正な選挙の確保等に関する条例
