那須地区消防組合

　2011年、那須地区広域行政には大きな課題があった。地区内には、大田原地区広域消防組合と黒磯那須消防組合の二つの消防組織があった。災害、救急医療、防災の拠点施設の老朽化に加え、震災の被災により、施設改修をどうするかが喫緊の課題であった。
 
　いろいろあったが、最終合意を得て工業団地内に建設中の大田原広域消防本部を那須地区消防組合本部として統合することが決定し、併せて県北９自治体の共同通信指令室が本部庁舎内に併設された。デジタル通信に変更が決められ、財政負担が大きくなる個々の自治体にとって負担が激減することとなり大変喜ばれた。
　現在、計画に沿って黒磯、塩原、那須の施設改修が物価高騰前に終了し、合併効果で財政負担も少なく、職員就労環境の向上と効率化が進み、地域住民の災害・救急医療の安全安心を守っている。

那須地区消防組合本部 

　2015年10月１日、那須地区消防組合設立直後に、消防組合の隣接地にスーパーセンタートライアルという商業施設の進出も決まり残り、残る空き地は３か所になった。

スーパーセンタートライアル