近年の多治見での取組
暑さ対策を様々なツール・企画を通して発信してきましたが、上記の企画を発端として2023年からは、これからの暑さ対策を担う子ども(小学生が主)をターゲットの主軸に置いて活動しています。2023年には「めざせ!アツまちマスター」という企画を夏休みの取組としてクエスト形式で行いました。これは、毎日暑さ対策に励み、暑さ対策を習慣にすることを目的とした取組です。2024年には、その発展的な内容として「あっつうドリル」で暑さ対策を学び、「あっつう検定」で学んだ内容を確かめる企画を実施しました。どちらも多治見市教育委員会の後援を得て、制作物を市内小学校全校に配布しており、多くの子どもたちが取り組む内容となりました。
また、多治見だけではなく一般社団法人アツいまちに参画する5都市を中心とした全国で、小学生向け暑さ対策コンテスト「わたしのあつさたいさくコンテスト」を実施しており、これからの暑さ対策、熱中症予防の未来を担う世代への意識付けを行っています(4)。
暑さを地域資源として
「暑さ」は特にそこに暮らす人たちにとってネガティブな要素として捉えられます。実際に対策をして生活しなければ、熱中症のリスクを負うなど実害が生じることとなります。しかしながら、そこに暮らす以上向き合わなければならない課題であるといえます。
そのため、一般社団法人アツいまちでは、理念として掲げている「アツいまちを住みよくするために私達にできること」をテーマに、地域資源を活かした地域課題の解決を目指し、暑さ対策につながる様々な活動とその発信を行っています。暑さ対策先進都市としての地域というコミュニティから全国へ情報を発信することが、少しでも暑さに対して新しい目線で向き合い活用され、熱中症予防につながることを目標に、これからも活動を続けていきます。
(1) アツいまち(https://www.atsui-machi.com/)。
(2) #アツドラ(https://www.youtube.com/@%E3%82%A2%E3%83%84%E3%83%89%E3%83%A92021)。
(3) みえる化計画(https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/rma_doc/20230208/doc03.pdf)。
(4) わたしのあつさたいさくコンテスト(https://www.atsui-machi.com/news/contest202402)。