2025.06.02 政策研究
【PickUp 日経グローカル】フォーカス 防災先進県で「高知防災ブランド」着々と浸透
非常用トイレや避難情報シートなど認定 防災産業をPR 主要産業への育成期待
高知県が防災用品のブランド化に取り組んでいる。非常食の缶詰から防潮堤まで県内95社の200 を超える製品を「高知県防災関連登録製品」として県が認定した。2023年度の売上高は国内外で 124億円に上る。温暖化が進み大型台風にたびたび見舞われ、南海トラフ地震による津波被害など も懸念される高知で、被害想定を逆手に取った企業の防災意識を強みにしようとの試みが続く。