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2025.05.26 政策研究

第22回 「チーム議会」の必要性

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議会局業務の広がり

 議会の役割は2000年分権改革以降、地方自治法の改正が続いていることや、議会基本条例の制定・改正とその規定内容の実践に見られるように、自治体議会自身が目覚めたことにより業務が増大してきました。そして、それに伴い議会局ないし議会局職員の役割は、表2に示すように広がっています。「議会局」の業務の広がりは、「チーム議会」の必要性を高めることになります。
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出典:筆者作成
表2 自治体議会における議会局ないし議会局職員の増大した役割の例

 なお、DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)推進に当たっては、議会との合意を図りながら、議会局職員が積極的に取り組む必要があります。そのことを通して議員と議会局職員のコミュニケーションが増え、議員と議会局職員の連携が深まることが期待されます。DX推進に係る経費については、本来的に議会にとって必要な経費であることから、議会費に計上することがふさわしいと思われます。議会局職員は、市民や議員のためになることであれば、議員を(合意を得つつ)誘導することが必要なときもあります。

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