2025.05.26 まちづくり・地域づくり
第5回 大田原市新庁舎建設のコンセプト「庁舎は誰のために」
庁舎は誰のためにあるのか
- 8階 市民を頂点に、議会傍聴席、市民展望室、ミニアート会場
- 7階 市民の代表である議会棟
- 6階 市長部局、総合政策部
- 5階 事務事業部局
- 4階 教育委員会は3、2階の市民課連携を重視
- 1階 市民交流センター
主権在民・二元代表制・ワンストップをイメージした配置にしました。
施工期間
物価上昇を見据え、できるだけ短縮するために、基本設計を基に実施設計と施工を同時進行する先行発注方式で建築を開始し、設計変更時にはコスト積上げをせず、トータル予算内で調整することしました。
2019年1月、大田原市新庁舎は完成しました。完成時の建築費は予算内に収まり、施工期間中に設計変更により利便性と安全性が確保され、維持管理費を抑えることができる構造となりました。
この年度の「市民の貸借対照表・市長の貸借対照表」は、青表紙でした。「ヨカッタ、ヨカッタ」と新しい市長室で貸借対照表を受け取りました。
結果、 市後年度負担として10億5,000万円となり、20年返済として年5,000万円の負担となります。
100年建築物、それ以上のものとして、市民の館として活用されることが願いです。