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2024.07.25 議会改革

【セミナーレポート】全国地方議会サミット2024「非常事態への備え これからの議会」

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<Day2>

「非常事態への備えと議会の対応・役割」
 2日目は、「非常事態への備えと議会の対応・役割」と題したパネルディスカッションから始まりました。
 まず廣瀬克哉氏(法政大学総長)から、論点整理として「災害が起こる前の段階で非常事態の備えを促進する」ことが議会としての機関の役割として大切であること、そして非常事態の時系列に応じた議会に期待される役割について意識すべきであるとの講演がありました。発災期(3日間程度)、応急期(4日目~1週間程度)、復旧期(1週間目から数ヶ月+α)に分けて、行政として優先すべき対応、そしてそれぞれに対して議会はどんな役割があるかの具体的な説明のほか、非常事態に対して議会が議論の場を持っておくことの大切さについての話がありました。
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 次にパネリストとして登壇された濱欠明宏氏(久慈市議会議長)から「東日本大震災の経験を踏まえた災害対応」、福田利喜氏(陸前高田氏議会議員・元議長)から「大規模復興と議会のあり方」、伊澤史朗氏(双葉町長)から「住民避難・離散と自治体・議会の活動」議選監査委員の活性化と議会・監査委員事務局の連携」と題する当時の被災状況から現在も復興途上であるとの貴重な報告がなされました。その後、コーディネーターの廣瀬克哉氏により、東日本大震災後に経験した災害時の対応や、議員改選を経て被災時の議員が減っている中での被災対応時の共有状況、被災により全国に散らばっている町民とのコミュニケーション方法などについて、パネリストへの質疑応答が行われました。
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