6 インターン生の頑張りで完成した福島県内市町村議会一般質問一覧
協力者募集のメールを読んだ都内大学の先生が、教え子にこの取組みを紹介してくださいました。ありがたいことです。大学生一人が関心を持ち、Zoomで面談後、地方議員(飯舘村議会議員横山秀人の活動)のインターン生として参加いただくことになりました。
インターン生としたのは、各市町村の議会だよりを読むことによって得られる地方自治体の課題、答弁を読んでの解決策を学ぶ場となる、と感じていたからです。
インターン生が福島県内市町村議会のホームページで公開されている議会だよりを読み、一般質問を一覧(Excelに転記)にし、そのデータを私がホームページで公開することを繰り返しました。
議会だよりを読んだ感想もインターン生からいただき、公開しました。20代の視点で見た議会だよりの感想は、とても新鮮でした。私こそ勉強になると感じました。
インターン期間の最後には、インターン生自ら一般質問をつくり、私が議長・首長役となり、Zoomで模擬一般質問を行いました。インターン生が現在住んでいる自治体の課題等について調査し、一般質問として課題共有・政策提案ができる貴重な体験になったと思います。
インターン生がいなかったら、一般質問一覧は完成せず、途中で終わっていましたね。
7 議員だけでなく県民も知りたい情報ではないか?
作成していく中で、この一般質問一覧は議員だけでなく、県民も関心があるのではないかと思い、新聞社等にニュースレターを送りました。
一般質問一覧の質問ごとに議会だよりへのリンクが張ってあるので、私たち議員がつくった「議会だより」を県民に再度見てほしいとの思いもありました。
福島県と宮城県の新聞社2社が取材に来られ、記事として掲載してくださいました。他市町村の議員や村民から読んだよとの連絡があり、つくってよかったとインターン生と一緒に喜びました。皆さんの声が、つくる励みになりますね。
8 日本最大の政策コンテスト「マニフェスト大賞」に応募
その後、「マニフェスト大賞」という政策コンテストの存在を知り、応募しました。福島県だけでなく、各都道府県で市区町村議会一般質問一覧が作成・公開されれば、結果として、安心して生活できる自治体づくりにつながるのではないかと思っての応募です。
第18回マニフェスト大賞では、おかげさまで、コミュニケーション戦略賞優秀賞に選ばれ、東京での表彰式に出席しました。出席の一番の目的は、インターン生に直接会って、感謝を伝えること。実は、打合せ・一覧作成等はすべてオンラインで行っていたので、直接会ったことはありませんでした。