１ 最初に当村議会の一般質問一覧表を作成する
福島県飯舘村議会議員になって、３年目となります。
初めて一般質問を作成する際、どこから始めようかと悩み、最初に取り組んだのが、過去の一般質問の調査です。過去４年間の議会だよりを読んで、各議員がいつ、何の質問をしたのかが分かるように、一般質問一覧表を作成しました。
分かったことは、議員それぞれのテーマがあることと、質問の頻度です。
選挙後の初めての一般質問ですから、質問・提案するテーマはたくさんあります。しかし、質問と答弁を合わせて90分の時間制限がありますので、選択しなければなりません。
そこで、一般質問一覧表を見ながら、“このテーマについては、○○議員が質問するだろう”などと予想しながら、また、“このテーマについては、最近、質問が行われているから、先に延ばそう”など、質問項目を選択しました。
この一般質問一覧表は、今も定例会ごとに追記し、一般質問を作成する際の参考としています。縦列は議員名、横列は定例会日の簡単な表です。新人議員には、特におすすめです。同じテーマを質問する際、過去の質問の検索表にもなります。
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この記事の著者
1970年福島県飯舘村生まれ。中央大学商学部卒業後、飯舘村役場に勤務。生涯学習・村営書店・農政・企画・畜産・税務業務担当後、平成26年3月に退職。同年、行政書士事務所を開業。 平成27年に任意団体「いいたてネットワーク」を設立。村民の声を村・村議会に届ける「届け！避難者の声」事業、当時村HPで公開していなかった村議会議事録を情報開示請求で取得し、団体HPで公開する「飯舘村議会会議録一覧」事業、飯舘村の将来を議論するため基礎資料「飯舘村の未来を考えるためのデータブック」事業等を実施。 いろいろな取組みを通して、村・村議会へ意見・要望・提案等を行うも、外からの活動には限界があると感じ、令和3年9月飯舘村村議会議員選挙に立候補。現在、1期3年目となる。 令和5年、県内市町村議会の一般質問をキーワード検索できる「福島県内市町村議会一般質問一覧」ＨＰをインターン生と一緒に作成。この取組みは、第18回マニフェスト大賞コミュニケーション戦略賞優秀賞を受賞。
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