2023.03.10 議員活動
自治体法務検定演習問題を解いてみよう(その55)
正解及び解説
■基本法務
〔正解〕④
〔解説〕この問題は、地方自治法の執行機関及びその他の組織分野からの出題である。①は、地方自治法138条の3第3項、②は、同条2項、③は、同条1項の定めるところであり、いずれも妥当である。④については、地方自治法138条の4第1項によれば、執行機関を条例に基づいて設置することは認められておらず、妥当でない。(基本法務テキスト216,222~224,227頁)
■政策法務
〔正解〕③
〔解説〕①は妥当である。成文法の立案も審査も、その過程において成文法の解釈を検討しながら進められる。②は妥当である。法令の制定・改正に際しては、一般市民が法令の意味を一義的に理解できるようにする必要がある。③は妥当でない。自治体の事務処理に際して法制執務の知識は不可欠である。④は妥当である。選択肢に記載の通りである。(政策法務テキスト85頁)