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特集 2023年統一地方選挙

2023.01.12 選挙

2023年統一地方選挙を住民自治の強化に─多様性に基づく討議空間をつくり出す─

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(2)マニフェスト作成上の留意点――マニフェストの要素
 マニフェストを作成する上で、そこに書き込む要素を確認しておきたい。
 ア 視点1:事前評価と事後評価を連結させる
 ① 前回提出したマニフェストの評価と連動
 ② コロナ禍での対応
 イ 視点2:三つのポイント(盛り込むべき要素)
 地域経営にとっての軸とルールである総合計画と自治・議会基本条例を政策競争の基本として、これらをめぐる政策競争を行うことが必要である。不安定で不確定な状況にあって、とりあえず共通言語をつくり出す。いわば、大海に小島(人工島)をつくり出すことによって、現在地を確認し、それに基づき政策競争を行う素材とすることだ。全候補者が、少なくとも総合計画と自治・議会基本条例をめぐっての提言を行うべきである。
 ① 総合計画:地域経営の軸を意識する!
・総合計画体系を意識する
・総合計画の中の不備、偏りを意識する
・地方版総合戦略、SDGs等関心のあるテーマを挿入する
 ② 自治・議会基本条例(地域経営のルール):地域経営のルールを意識する!
・これらをどう改善するか、を提起する
 ③ 実現する手法
・質問・質疑
・所管事務調査
 *三つのポイントのほか候補者の関心テーマを挿入する。
 ウ 視点3:市民目線
 ① 市民と評価:前回提出したマニフェストの評価を自己評価とともに市民と行う。
 ② 市民と作成:新たなマニフェストを市民と作成する。

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