2022.03.10 議員活動
自治体法務検定演習問題を解いてみよう(その43)
■基本法務編(2020年9月29日第9回検定出題問題)
問 地方公共団体の議会に関する次の記述のうち、妥当でないものを1つ選びなさい。
① 議会の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
② 議会の会議は、原則として公開で行われる。
③ 議会は、議員の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができない。
④ 会期中に議決に至らなかった事件は、後会に継続する。
■政策法務編(2020年9月29日第10回検定出題問題)
問 苦情対応・オンブズマンに関する次の記述のうち、妥当でないものを1つ選びなさい。
① 受け付けられた苦情を、行政内部で調査・検討し、必要な措置を講じることを、苦情対応(苦情処理)という。
② 苦情対応の観点からは、法的根拠を持たない不平不満や相談であっても無視してはならず、原課や広聴担当課等が適切に対応することが重要である。
③ 自治体の中には、オンブズマン制度を条例に基づき制度化しているところがある。
④ オンブズマンの判断には行政機関を法的に拘束する効果があるため、行政争訟制度を代替するものと位置付けられている。
⇒答えは次ページ
○自治体法務検定の概要 自治体法務検定委員会委員長 塩野宏東京大学名誉教授 主催:自治体法務検定委員会(一般財団法人 日本通信教育学園) 協賛:株式会社 時事通信社 後援:総務省及び全国知事会など地方6団体 ウェブサイト:http://www.jichi-ken.com/ |