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2022.02.10 政策研究

第2回 政策(子育て支援)と比較

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家族構成の比較

 家族の形態は図1において確認できるように多様である。1世帯当たりの人数は、将来推計で2020年に2.27と継続して減少している(総理府統計局 2021:16)。65歳以上の一人暮らしの世帯割合は、図2に示すように高まっている。
 このような中で、団塊の世代が後期高齢者になることから生ずる2025問題や、80代の親が50代の子どもの生活を支えるという8050問題など多くの問題を解決することが社会には求められている。当然のことながら、家族の状況により、社会が備えるべきインフラの内容も変わってくる。家族構成の比較は、地域包括ケアシステムの変容にも影響を与えるものであり、自治体にとっても重要な比較対象である(図3参照)。
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出典:内閣府(2018)『令和元年版高齢社会白書(全体版)』(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2019/html/zenbun/s1_1_3.html〔2022年1月20日確認〕)
図1 65歳以上の者のいる世帯数及び構成割合(世帯構成別)と全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合

Seisakuwokangaeru_zu2出典:内閣府(2018)『令和元年版高齢社会白書(全体版)』(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2019/html/zenbun/s1_1_3.html〔2022年1月20日確認〕)
図2 65歳以上の一人暮らしの者の動向

Seisakuwokangaeru_zu3出典:厚生労働省(2015)『平成27年版厚生労働白書─人口減少社会を考える─』図表2-2-3(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/backdata/01-02-02-003.html〔2022年1月26日確認〕)
図3 地域包括ケアシステムの構築について

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