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2021.03.10 議員活動

第6回 決定と議会

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5 決定に向けて意見聴取・調整が行われるアクター・手法・目的等

 それでは、「公共性の基盤」である「公平な議論」により、「公共性の内容基準」に合った政策は、決定段階においてどのような手順で生み出されるのだろうか。
 自治体政府における政策の多くは、行政の担当部局が中心になり案が作成される。しかし、政策は社会の様々な人々に影響を及ぼすため、担当部局のみで選択肢作成・最終的な政策案を作成できるわけではない。政策案作成に向けて様々な意見聴取・調整が行われる。表1は、意見聴取・調整が行われるアクター・主な手法・主な目的等をまとめたものである。この意見聴取・調整により様々な「少数者の意思」が徐々に「諸少数者の合意(=意思)」につながっていくこともある。そして「諸少数者の合意(=意思)」が多数になることもある。「少数者の意思」が「多数者の意思」につながることもある。
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出典:筆者作成
表1 意見聴取・調整が行われるアクター・主な手法・主な目的等

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