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特集 はじめての議案審査~予算編

2020.02.10 予算・決算

会津若松市議会の政策サイクルと予算審査・決算審査の取組み(特集3)

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【政策サイクルの主要3ツールの概要】
① 市民との意見交換会……意見聴取(政策サイクルの起点)
 市民との意見交換会は「市民意見を起点とする政策サイクル」において、起点となる重要なツールである。
 おおむね小学校区に対応した15地区で年2回(5月・11月)開催し、議会の活動報告のほか、地区別に設定したテーマや市政・議会に関する意見交換を行っている。
 市民から聴取した意見等については、担当した議員が現場確認や執行機関における対応状況について調査を行い、調査結果を地区へフィードバックしている。

② 広報広聴委員会……意見整理→問題発見→課題設定
 広報広聴委員会では、議会広報紙の編集等のほか、市民との意見交換会で聴取した意見を整理し、市政の課題設定を行う(市民意見をもとにした課題分類については表1参照)。
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③ 政策討論会……問題分析(調査研究)→政策立案
 政策討論会は、政策サイクルにおいて調査研究及び政策立案の機能を果たすために設計されたツールである。  政策討論会は、全体会、四つの分科会、議会制度検討委員会で構成し、各分科会はそれぞれ総務委員会委員、文教厚生委員会委員、産業経済委員会委員、建設委員会委員により構成される(表2参照)。
 各分科会及び議会制度検討委員会は、割り振られた検討テーマについて、学識経験者等の専門的知見の活用や先進的な取組みを行っている自治体への行政調査、関係機関との意見交換などの調査研究を行い、4年を1サイクルとする研究期間で検討内容をとりまとめ、執行機関への政策提言を行っている。
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