2018.09.10 政策研究
第24回【最終回】 地方財政用語集②
江東区福祉推進担当部長 武田正孝
新人議員の新(あたらし)議員(だんご市議員1期目、30代・女性)の叔父に当たる前財(ぜんざい)課長(おわん市課長、50代・男性)は、おわん市でかつて財政課長を務めていました。新議員は前財課長に自治体の財政について、いろいろと質問をしています。
前財(ぜんざい)課長
おわん市入庁30年目。昨年度まで財政課課長を務めていた。50代半ばを迎え、後進の育成に熱心に取り組んでいる。
新(あたらし)議員
だんご市市議会議員。昨年の4月に地方選挙で議員になったばかり。民間企業での勤務を経て、議員を志した。まちづくりや教育に興味がある。年齢は33歳と、議会の中でも最若手。前財課長の姪(めい)っ子。
先日、委員会で財政に関する質問をしたんです。

そうなの! どうだった?

課長が「大変厳しいご指摘ですが、まさにそれが本市の財政構造の大きな課題です」と答弁したんです。

それは、なかなか鋭い質問だったということだね。よかったじゃないか!

リップサービスかもしれませんけどね……。

そんなことはないよ。

叔父さんの指導のおかげですよ!

それは、どうかな。では、今回も地方財政用語を見ていこうか。

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