2018.06.25 議会改革
第3回 一般質問等追跡システムのあり方
(4)芽室町議会:常任委員会の追跡事務調査
芽室町議会は、総合計画や予算案に議会の政策意思を反映させるため、議会の年間計画や工程表をつくり、政策活動の見える化を図っています(政策形成サイクルの一環)。定例会議での一般質問・質疑から「常任委員会として事務調査を行うこと」をシステム化しています。
定例会議後に各議員に配付する「定例会議振り返り事項シート」に記入の上、自らが所属する常任委員会の常任委員長に提出し、各常任委員会を開いた際に追跡事務調査項目を決定します。決定した項目については議会運営委員会を経て全員協議会の場で情報を共有します。
その後、常任委員会は所管事務調査として追跡調査を議会の政策提言(決議・提言書)へつなげていきます。芽室町議会ではこの「一般質問等追跡システム」を通年会期制の中で明確に位置付け、年間スケジュールに組み込むことでマネジメントサイクルの一環としています。追跡調査の経過と結果は、議会広報紙とホームページを通じ住民に周知されます。