江東区福祉推進担当部長　武田正孝

　新人議員の新（あたらし）議員（だんご市議員１期目、30代・女性）の叔父に当たる前財（ぜんざい）課長（おわん市課長、50代・男性）は、おわん市でかつて財政課長を務めていました。新議員は前財課長に自治体の財政について、いろいろと質問をしています。

前財（ぜんざい）課長
おわん市入庁30年目。昨年度まで財政課課長を務めていた。50代半ばを迎え、後進の育成に熱心に取り組んでいる。


新（あたらし）議員
だんご市市議会議員。昨年の４月に地方選挙で議員になったばかり。民間企業での勤務を経て、議員を志した。まちづくりや教育に興味がある。年齢は33歳と、議会の中でも最若手。前財課長の姪（めい）っ子。

叔父さん、ちょっと聞いてください！　実は今、反省しているんです。

どうしたんだい？

この前、ネットを見ていたら、とてもかわいいアクセサリーがあって、買おうかやめようか、ずっと迷っていたんです。でも、どうしても諦められなくて、結局クリックして……。

買ったんだね。でも、たまにはいいじゃない。頑張っている自分へのご褒美で。

それが、実は結構な値段だったんですよね。そのお金は、もともと預金に回すつもりだったのに、計画が狂ってしまって……。買ったことに後悔はしていないんですけど、何でいつも自分は誘惑に負けてしまうのかなって、反省中なんです。

まあ、そんなことはよくあることだよ。じゃあ、計画に関する話が出たから、今回は財政に関する様々な計画について見ていこうか。

お願いします！