2017.04.10 政策研究
第7回 基金の内容と種類
先ほど、基金の活用のルールが分からないといっていたね。

はい。

例えば、防災のための基金を設置していることがある。この場合、「この基金を何に使うのか」、「積立目標額はいくらか」などは、それぞれの自治体が考えることになる。このため、ルールは自治体が決めることになるわけだ。

なるほど、ではそうしたルールをきちんと把握しておくことが重要なわけですね。

そう、それは家計の預金でも同じだね。

分かります! ルールがなくては、いつの間にか、減ってしまいますもんね(泣)。

今回のおさらい
1 基金は、特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立て、又は定額の資金を運用するために設置される。
2 基金は条例により任意で設置できるが、法律により設置が義務付けられているものもある。
3 財政調整基金は、自治体の年度間の財源の不均衡を調整するための基金。