2026年2月10日(火)、コレド日本橋5階・早稲田大学日本橋キャンパスにて、「生成AIで地方議会を変革する」をテーマとした『生成AI活用議会研究会』設立記念シンポジウムが開催されました。地方議員を対象に、生成AIをいかに議会活動へ組み込み、議会の機能強化や住民との関係再構築につなげていくかを議論した本シンポジウムの様子をレポートします。
講演・事例報告
「生成AI活用議会研究会の趣旨と地方議会の進化モデル」
(一般社団法人Maniken/早稲田大学デモクラシー創造研究所:中村健氏)
前半では、研究会発起人の中村健氏が、地方分権改革以降の議会活動の変遷を振り返りながら、生成AI時代における地方議会の進化モデルについて講演を行いました。議会報告会や政策立案、住民参画の仕組みづくりなど、これまでの議会改革の積み重ねを踏まえつつも、有権者調査では「何をしているかわからない」との評価が依然として高い現状に触れ、議会の信頼回復が喫緊の課題であると指摘しました。
その上で、生成AIを単なる効率化ツールとしてではなく、議会機能を段階的に高めていく触媒と位置付け、①一般質問の質向上、②議会活動全体の質向上、③議員間討議の高度化、④住民の声の集約・翻訳、⑤制度・運営・文化の構造改革という5段階の進化モデルを提示しました。研究会は、生成AIの操作方法を学ぶ場ではなく、「生成AI時代の地方議会像を提示する知的基盤」であると強調しました。
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