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2024.05.27 仕事術

第1回 議会事務局員への傷害事件

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一般社団法人ポリライオン代表理事 太田佳祐

 社会の価値観が急激に変化する中で、これまでは問題にされていなかった言動が「ハラスメントだ」といわれるようになり、その変化に戸惑う方は少なくありません。特に地方議会は急激に多様化が進んでおり、これまでの慣習からの急激な変化に戸惑うベテラン議員と、民間とはあまりにもかけ離れた価値観で進行していることに戸惑う新人議員の間でギャップが生まれています。
 ハラスメントとは、言葉や行動によって相手を不快にさせること、又はそのような環境をつくり出すことを指します。これには性的な内容だけでなく、仕事の進め方に関する過度の圧力や、個人の尊厳を傷つけるような行動など、多岐にわたる行為が含まれます。
 変化のスピードがますます速くなる時代の中で、地方議員としてどのように「ハラスメント」と向き合っていけばよいのか、どう立ち振る舞えばよいのか戸惑う方も少なくありません。
 以前とは異なり、地方議員もハラスメントに向き合うことを求められるようになりました。その理由は、公人として行政や地域住民の模範となり、ハラスメントのない地域や社会づくりに率先して取り組む必要があるからです。
 そこで今回の連載では、実際の事例を基にハラスメントがどのように発生し、どんな対応が行われたのか。また、どのように予防・対処すべきかを紹介していきます。住民の代表者として、また行政の監視者としての立場から、ハラスメントのない社会を実現するための第一歩として、ぜひご覧ください。

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太田佳祐(一般社団法人ポリライオン代表理事)

この記事の著者

太田佳祐(一般社団法人ポリライオン代表理事)

地方議員として地方政治に携わる中で政治分野のハラスメントに直面し、政治分野のハラスメントに関する啓発と問題解決のために一般社団法人ポリライオンを設立。 2021年に実施した『政治家ハラスメント白書』が第17回マニフェスト大賞コミュニケーション戦略賞最優秀賞を受賞。 2024年には伴走型で行動変容を実現できる人を増やすために一般社団法人日本アカウンタビリティ・パートナー協会を設立。会長・代表理事に就任。 地方議会での研修や講演会などを通して政治分野のハラスメントを防止するための啓発を行い、伴走型で行政改革・議会改革をしている。

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