2024.04.10
第11回 成年後見制度の仕組みは
弁護士 瀬戸康宏
成年後見制度の仕組みは。
人は原則として、自身の意思決定を前提に契約などの法律行為をして、サービスの提供を受けたりすることができる。もっとも、認知症や知的障害などの理由により判断能力が不十分な人々については、このような原則どおりでは、不当な契約を結ばされてしまう事態や自身に必要な福祉サービスなどの契約を結ぶことができない事態などが生じることがある。そのため、判断能力が不十分な人々に配慮をする必要がある。
本人の自己決定権を尊重し、残存能力を活用しながら、判断能力が不十分な人を保護する制度が成年後見制度である。
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